みたかヘルスケアクリニック　ANK 免疫細胞療法

実施施設

施設詳細

ジャンル

プログラム概要: 対象疾患：すべてのがん患者。体内に散った癌幹細胞は癌の転移や再発の原因となりますが、これを狙い撃ちできるのは、人間が生まれながら持っているナチュラルキラー細胞（NK細胞）しか存在しません。威力が低く、かつ標的がん細胞の型が合わない限り機能しないT細胞を従来の免疫細胞療法では多く使われていましたが、当院で実施しているANK（Amplified Natural Killer）免疫細胞療法は血液癌を含め全種の癌に効果があり、高い威力を期待できるNK細胞を使います。そのNK細胞を含むリンパ球を専用の血液成分分離装置を用い患者様から大量に採取し、採取したNK細胞を京都に所在する培養センターに搬送して培養及び強化をし、ANK拠点医療機関である当院で点滴を通してANK細胞を患者様に戻します。入院を必要とせず、通院での治療が可能です。リンパ球の培養には３週間が必要で、ANK点滴は週2回で施行しますので合計12回にて約6週間の治療となります。これに伴い必要に応じて分子標的薬（ハーセプチンまたはアービタックス）の併用をします。分子標的薬は基本的に週１回の投与となります。