JMHCについて

JMHCが保持するライセンスについて

医療コーディネート業務を日本の法律に基づいて行う上では、いくつかのライセンスを保持していないといけません。その中で特に重要なライセンスが、認証医療渡航支援企業(AMTAC)と医療滞在ビザの身元保証機関です。JMHCは、このどちらのライセンスも保有しております。

認証医療渡航支援企業(AMTAC)

一般社団法人Medical Excellence JAPAN(MEJ)への加入に加え、政府のガイドラインに沿った医療渡航支援企業(認証番号 MEJ-AMTAC-001)認証を初めて取得しました。

※認証医療渡航支援企業(AMTAC)とは、日本で健診・検診や医療といった医療サービスを受けることを希望する訪日外国人の受け入れについて、一定の基準を満たし、質の高い支援サービスを提供できる「医療渡航支援企業」を認証した企業のことをいいます。

2015年4月、医療の国際展開を目指し、日本政府の日本再興戦略の一つとして、健康・医療戦略推進本部の下に「医療国際展開タスクフォース」が設けられ、「医療渡航支援企業」を認証についてガイドラインが策定されました。

以下の基準をクリアした企業が認定されます。

  • 医療滞在ビザ身元保証機関であること。
  • 旅行業登 録(第 1 種、第 2 種、又は第 3 種)がされていること。
  • 国内医療機関への受入業務の実績が、直近 2 年間の平均で年間 150 名以上(うち治療 目的が 120 名以上)であること
  • 医療機関より推薦 されること。
  • 一般財団法人日本情報経済社会推進協会が 付与するプライバシーマークを取得していること。
  • 顧問医 渡航受診者からの相談に備え、顧問契約等により随時医師に相談できる体制を有する こと。

など、10項目が規定されています。

認証医療渡航支援企業AMTACリスト

http://medical-excellence-japan.org/jp/inbound/amtac.html

日本国首相官邸 健康・医療戦略推進本部 インバウンド・ワーキンググループ議事

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/kokusaitenkai/inbound_dai1/gijisidai.html

医療滞在ビザ身元保証機関

JTBが旅行会社で初めて、医療滞在ビザにおける身元保証機関として外務省より登録を受けました。

日本での健診・検診、治療等を受けるにあたり、日本の医療機関の指示のもと、必要に応じて身元保証を行います。

(観光庁登録管理NO A-001号)

※医療滞在ビザとは,日本の医療機関の指示による全ての行為(人間ドック,健康診断,検診,歯科治療,療養(温泉湯治を含む)等)について,これを受けることを目的として訪日する外国人患者・受診者等(以下,「外国人患者等」)及び同伴者に対し,発給されるものです。(外務省HPより抜粋)

身元保証機関登録基準(抜粋)

  • 過去2年間に、継続して外国人患者・受診者等の国内医療機関への受け入れ業務の実績があること。
  • 国内医療機関と外国人患者等の国内医療機関への受け入れ業務に係る提携を有すること。
  • 外国人患者等及び同伴者の国内医療機関への受け入れ業務を取り扱う専門部署・専任者がいること。
  • 当該業務に必要な言語の使用能力を有する要員を配置できる体制を整えていること
  • 経営内容が健全であって、本件業務の取り扱いが安定的に継続できること。
  • 貸借対照表上において、資産の合計額が負債の合計額よりも500万円以上であること。
  • 本件業務を行う事務所が日本国内にあること

など、合計10項目が規定されています。

観光庁登録身元保証機関登録旅行会社リスト

http://www.mofa.go.jp/j_info/visit/visa/medical_stay3.html

【医療滞在ビザの身元保証について】

現在の医療滞在ビザの身元保証制度は、日本での医療を受けるために必ずしも医療滞在ビザの身元保証を受けることを定めてはおりません。JMHCでは、医療・健康増進を目的に来日される人々に対し、適格・適切な来日ビザを提案することで、不必要な医療滞在ビザによる必要以上の費用負担が発生しないよう患者目線の対応を行っております。