メディカル・ツーリズムとは、自国より医療水準の高い国へ行き、治療や検診などの医療サービスを受けることを言います。
日本における外国人患者の受入れについては、外国人が安心して医療サービスを受けられる環境整備や、インバウンドに関する広報・集患、渡航受診者による医療の実体験の機会拡大等に取り組むことが必要です。
日本国政府は2011年1月、規制緩和により外国人患者様のための「医療滞在ビザ」を解禁しました。医療滞在ビザにより、最長6カ月滞在が可能で3年以内なら何度でも入国が出来る医療滞在査証(医療ビザ)が発行されるようになり、医療を目的とする外国人患者に対する「ビザ」の壁が低くなりました。
ジャパンメディカル&ヘルスツーリズムセンターは、医療滞在ビザの身元保証機関として、治療を求める外国人患者の円滑な渡航を支援しています。
また経済産業省は、Medical Excellence JAPAN(略称「MEJ」)を立ち上げインバウンド医療観光客の送客、送患者に取り組んでおり、厚生労働省は、外国人患者受入れ『医療機関認証制度(JMIP)』という医療機関が外国人の受入整備の基準と認証評価制度を開始しました。