プログラム詳細
前立腺がんロボット支援治療【医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院】
外科
医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院(近畿/大阪府)
前立腺がんに先進治療
ロボット手術で負担軽減
前立腺がんに対し、ダヴィンチによるロボット支援手術で出血や合併症リスクを軽減。早期回復を目指し、放射線治療も併用可能です。
- ジャンル
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- 診療科
- 疾病
- 検査項目・治療法・術式
- 部位・臓器
- プログラム概要
- 前立腺癌に対して、平成25年5月よりダヴィンチSiを使用したロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術を施行しています。従来の開腹手術では出血量が多く、ほとんどの症例で自己血輸血を行っていましたが、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術を行うようになってからは、出血量は少なくなり、輸血する必要がなくなりました。手術時間も開腹手術と変らず、術後の尿失禁や勃起障害も、早期に回復しています。また放射線治療も外照射と小線源療法の併用で行うことにより、手術治療と同様に良好な治療効果を認めています。これらの手術や放射線治療についても充分に説明した上で患者様に選択していただいています。
膀胱癌に対する手術はほとんどが内視鏡的手術で行い、なるべく膀胱温存するように努めています。
腎癌や上部尿路癌に対してもなるべく低侵襲である腹腔鏡下手術をすすめていますが、患者様の状態や病状に合わせて、患者様や家族と相談した上で治療方針を決めています。
尿路結石症に対しては平成27年5月に最新の対外衝撃波結石破砕装置を導入し、日帰りにて治療できる衝撃波での治療を第一選択にしています。
- 実施医療機関
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医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院
〒596-0042
岸和田市加守町4-27-1
- 検査項目
- 設定日
- 設定除外日
- 所要日数 / 時間
- 開始/終了時間
- 受診条件・受診不可項目
- 【受入条件】
1. 診療情報:
- 診断名(前立腺がん、膀胱がん、腎がん、尿路結石など)
- がんの進行度や病状(がんのステージ、腫瘍の大きさ、転移の有無など)
- 他院での検査結果(MRI、CT、骨スキャン、生検結果など)
- 併存疾患の有無(心疾患、糖尿病、腎疾患など)
2. 治療歴の有無:
- 過去の治療歴(がん治療、内視鏡手術、化学療法、放射線治療)
- 現在使用中の薬剤(抗凝固薬、ホルモン療法、痛み止めなど)
- アレルギーや薬物反応の有無
3. 体力および年齢:
- 高齢患者や基礎疾患のある患者が手術、ロボット支援手術、放射線治療、日帰り治療に耐えられる体力の確認
- 全身麻酔下での手術が可能かどうかの評価
4. 術前検査と準備:
- 術前に必要な検査(血液検査、心電図、腫瘍マーカー検査など)を受けられること
- 治療前の生活習慣管理、体調管理が可能なこと
5. 術後のフォローと生活指導:
- 術後の通院・フォローアップに協力できること
- 放射線治療や薬物療法中の副作用管理、生活習慣指導に従えること
- 注意事項・禁忌事項
- 【注意・禁忌事項】
1. 治療の適応外となるケース:
- 重度の心疾患や腎機能障害を有し、手術や麻酔に耐えられない場合、治療が制限されることがあります。
- 抗凝固薬の服用を中止できない患者では、出血リスクが高いため、手術適応外となることがあります。
- 放射線治療が適さない皮膚炎、放射線過敏症の患者は、治療方法に工夫が必要です。
2. ロボット支援手術・放射線治療に関するリスク:
- 手術では出血、感染、尿失禁、勃起障害などのリスクがあるため、術後の経過観察が必要です。
- 放射線治療では、排尿痛や下痢などの副作用が起こる可能性があるため、体調管理が求められます。
3. 副作用のリスク:
- 術後や放射線治療により免疫力が低下することがあるため、感染症予防が必要です。
- 前立腺手術後に尿失禁や勃起機能の回復が遅れる場合があり、定期的なフォローが必要です。
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【事前に伝えておくべき諸注意】
1. 術前準備:
-抗血小板薬や抗凝固薬を服用している場合は、医師の指示に従って中止する必要があります。
- 手術前に必要な検査(血液検査、心電図、腫瘍マーカーなど)を受け、体調確認を行います。
2. 術後のケアとフォローアップ:
- 術後は、出血、感染、尿漏れに注意し、異常があれば医療機関に速やかに連絡します。
- 放射線治療後の副作用として、排尿障害や皮膚の違和感が出ることがあり、医師に相談し対策を講じます。
3.生活習慣と日常の注意:
- 術後、免疫力が低下する場合があるため、感染予防*や衛生管理を徹底します。
- リハビリや軽い運動で徐々に体力を回復し、日常生活に戻るようにします。
4. 定期的なフォローアップ:
- 治療後は定期的に通院し、血液検査や画像検査で再発の兆候を確認します。
- 体調の変化や異常があれば、早めに医師に相談することが大切です。
5.緊急時の対応:
- 退院後、**発熱、強い痛み、出血、排尿異常**などの異常が見られた場合は、すぐに医療機関へ連絡
- 緊急時に対応可能な医療機関や担当医の連絡先を事前に確認