プログラム詳細
切除不能大腸がん化学療法【医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院】
外科
医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院(近畿/大阪府)
切除不能な大腸がんに挑む
化学療法で根治への道を
切除不能と診断された大腸がんに対し、全身化学療法でがん縮小を目指し、根治手術の可能性を広げ、QOLを重視したケアを提供します。
- ジャンル
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- 診療科
- 疾病
- 検査項目・治療法・術式
- 部位・臓器
- プログラム概要
- 切除不能大腸がんに対する全身化学療法
【対象疾患】結腸がん・直腸がん
切除不能と診断された結腸・直腸がんに対しては、大腸癌治療ガイドラインに則った全身化学療法を導入し、生命予後の向上に努めています。
切除不能と診断されても、化学療法が奏効した場合(がんが縮小した場合)、根治手術が可能となることがあります。
全身化学療法導入にあたっては、緩和ケア部門と連携し、患者さんのQOL(生活の質)に配慮したケアを提供していきます。
- 実施医療機関
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医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院
〒596-0042
岸和田市加守町4-27-1
- 検査項目
- 設定日
- 設定除外日
- 所要日数 / 時間
- 開始/終了時間
- 受診条件・受診不可項目
- 【受入条件】
1. 診療情報:
- 診断名(切除不能の結腸がん、直腸がん)
- がんの進行度や転移の有無
- 他院での検査結果(CT、MRI、PETスキャンなど)
- 併存疾患の有無(心疾患、腎疾患、糖尿病など)
2. 治療歴の有無:
- 過去のがん治療歴(手術、化学療法、放射線療法)
- 現在使用中の薬剤(抗凝固薬、抗血小板薬など)
- アレルギーや薬物反応の有無
3. 体力および年齢:
- 化学療法を受けるための体力や基礎体力の確認
- 高齢患者や基礎疾患のある方の安全に配慮し、緩和ケアとの連携も考慮
4. 術前検査と全身管理の適応:
- 血液検査、肝機能・腎機能検査など、全身管理が可能かの確認
- 化学療法中の副作用管理と継続的な体調管理が可能なこと
5. 術後のフォローと緩和ケア連携:
- 治療中・術後の定期フォローアップと緩和ケア部門との連携に協力できること
- 治療の継続や生活の質向上に向けたサポート
- 注意事項・禁忌事項
- 【注意・禁忌事項】
1. 治療の適応外となるケース:
- 重度の肝・腎機能障害がある場合、化学療法の薬剤が処方できない場合があります。
- 心疾患や呼吸器疾患などで全身状態が悪化しやすい患者は、化学療法に耐えられないことがあるため、適応外となることがあります。
-抗がん剤に対する過敏症やアレルギーがある場合、慎重な対応が必要です。
2.化学療法に関する副作用のリスク:
- 骨髄抑制(白血球減少、貧血、血小板減少)や胃腸障害(吐き気、食欲低下)が発生しやすく、入院や血液検査などでの定期的な管理が必要です。
- 手足のしびれや脱毛などの副作用が起こる可能性があり、患者の生活に影響を及ぼすことがあります。
3. 感染リスク:
- 免疫力低下による感染リスクが高まるため、発熱や感染症状が見られた場合はすぐに医療機関に連絡する必要があります。
- 感染予防として手洗い・消毒の徹底や人混みを避けるなどの対策が重要です。
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【事前に伝えておくべき諸注意】
1. 術前準備:
- 化学療法前には、血液検査や肝腎機能検査を定期的に行い、薬剤に耐えられるか確認することが必要です。
- 食欲低下や副作用の緩和に向けて食事指導や生活習慣の見直しが推奨されます。
2. 副作用対策とフォローアップ:
- 化学療法による副作用(吐き気、しびれ、脱毛など)があるため、医師に相談しながら副作用対策を行うことが重要です。
- 定期的なフォローアップでの血液検査や体調管理を徹底し、症状や体調に変化があれば速やかに医師に相談します。
3. 生活習慣と日常の注意:
- 免疫力低下の影響を抑えるため、バランスの良い食事や適度な運動
- 禁煙・禁酒を心がけ、ストレス管理にも努める
4. 定期的なフォローアップ:
- 定期通院での経過観察を忘れず、血液検査や画像検査などで治療効果を確認します。
- 症状や体調に変化があれば、早めに受診し医師と相談することが重要です。
5. 緊急時の対応*
- 発熱、感染症状、出血などが見られた場合は速やかに医療機関に連絡
- 緊急時に対応可能な医療機関や担当医の連絡先を確認