プログラム詳細
腹腔鏡手術(消化器疾患)【医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院】
外科
医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院(近畿/大阪府)
低侵襲で負担が少ない精密な腹腔鏡手術を提供
腹腔鏡手術は小さな創で体への負担が少なく、拡大視効果で精密な手術が可能。大腸がんや急性虫垂炎など幅広い疾患に対応します。
- ジャンル
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- 診療科
- 疾病
- 検査項目・治療法・術式
- 部位・臓器
- プログラム概要
- 腹腔鏡手術
【対象疾患】結腸がん、直腸がん、直腸脱、急性虫垂炎、下部消化管穿孔、汎発性腹膜炎など
腹腔鏡手術
腹腔鏡手術は創が小さく、低侵襲であることに加え、その拡大視効果により精緻な手術が施行できるメリットがあります。当科では内視鏡外科学会技術認定医のもと、大腸がんのみならず、直腸脱、急性虫垂炎、大腸憩室穿孔による汎発性腹膜炎などの良性疾患にも腹腔鏡手術を行っています。
- 実施医療機関
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医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院
〒596-0042
岸和田市加守町4-27-1
- 検査項目
- 設定日
- 設定除外日
- 所要日数 / 時間
- 開始/終了時間
- 受診条件・受診不可項目
- 【受入条件】
1. 診療情報:
- 診断名(結腸がん、直腸がん、直腸脱、急性虫垂炎、下部消化管穿孔、汎発性腹膜炎など)
- 症状の進行度(がんのステージ、腹膜炎の範囲など)
- 他院での検査結果(CT、MRI、内視鏡検査など)
- 併存疾患の有無(心疾患、糖尿病、高血圧など)
2. 治療歴の有無:
- 過去の消化器疾患の手術歴や治療歴
- 現在使用している薬剤(抗凝固薬、抗血小板薬など)
- アレルギーや薬物反応の有無
3. 年齢および体力:
- 高齢者や基礎疾患を持つ患者の場合、手術や麻酔に耐えられる体力の確認
- 全身麻酔下での腹腔鏡手術が可能かの評価
4. 術前検査と準備:
- 術前に必要な検査(血液検査、心電図、胸部X線など)を受けられること
- 手術前の栄養状態や腸の状態が適切か確認
5. 術後管理とフォローアップ:
- 術後の入院管理やリハビリに協力できること
- 定期的な通院でのフォローアップが可能
- 注意事項・禁忌事項
- 【注意・禁忌事項】
1. 治療の適応外となるケース:
- 広範囲の腫瘍転移や腹膜播種がある場合、腹腔鏡手術が適さないことがあります。
- 重度の心肺機能低下により全身麻酔リスクが高い場合、手術が制限される可能性があります。
- 抗凝固薬の服用中止が難しい患者では出血リスクが高く、手術適応外となることがあります。
2.腹腔鏡手術に関するリスク:
- 腹腔鏡手術では、出血、感染、血栓形成などのリスクが伴い、特に重症腹膜炎や穿孔での手術では慎重な管理が必要です。
- 術中に*腸や臓器の損傷、ガス塞栓が発生する可能性
3. 術後の再発リスク:
- 一部の患者で再発や新たな合併症が見られることがあり、定期的なフォローアップが重要です。
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【事前に伝えておくべき諸注意】
1. 術前準備:
- 手術前には、抗血小板薬や抗凝固薬の中止が必要であり、医師の指示に従い服薬管理を行います。
- 術前に必要な検査(血液検査、CT、心電図など)を受けて、手術適応を確認します。
2. 術後のケアとフォローアップ:
- 術後は、出血、感染、発熱に注意し、異常を感じた場合はすぐに医療機関に連絡します。
- 腹痛や腸の動きに関する一時的な症状が出ることがあり、術後の医師の指示に従います。
3. 生活習慣と日常の注意:
- 術後は体を守りつつ、徐々に日常生活へ戻るよう適度な運動や食事管理を心がけます。
- 術後は消化に良い食事を心がけ、食事内容や水分摂取に注意を払います。
4. 定期的なフォローアップ:
- 術後は定期的な検査(CT、腫瘍マーカーなど)で再発リスクを確認し、経過観察を行います。
- 症状や体調に変化があれば、早めに受診し医師に相談することが重要です。
5.緊急時の対応:
- 退院後、強い腹痛、出血、発熱などの異常が見られた場合には、速やかに医療機関へ連絡
- 緊急時に対応可能な医療機関や担当医の連絡先を事前に確認