下肢閉塞性動脈硬化症の治療【医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院】

内科 医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院(近畿/大阪府)

足の動脈硬化に迅速対応                         

確実な診断と治療を提供

下肢閉塞性動脈硬化症(PAD)は、初期症状を見逃すと壊疽や下肢切断に至るリスクがあります。当院では、当日診断可能なシステムを整備し、カテーテル治療でも全国に知られた実績があります。

ジャンル
  • 診療科
    内科
  • 疾病
    その他内臓疾患 
  • 検査項目・治療法・術式
    セカンドオピニオン  カテーテル治療
  • 部位・臓器
    足首 心臓 血管
プログラム概要
動脈硬化が起こるのは、足へ流れる動脈も例外ではありません。足の動脈硬化で問題となるのは、下肢閉塞性動脈硬化症(PAD)と言われる病気です。
足の動脈に動脈硬化がある場合、心臓や脳の血管にも動脈硬化が合併しています。初期の症状は歩行時にふくらはぎが重く痛んできて、数分立ち止まって休むとまた歩けるという症状(間欠性跛行)です。この段階で早く発見して治療することが重要で、単なる筋肉痛として見過ごされている例も多く見られます。
この疾患が怖いのは、重症虚血肢といわれる、急に足先が黒くなり(壊疽)、細菌感染がおこってその傷が治らず、下肢切断にいたる病気が起こることです。糖尿病や透析を受ける方に多く発生することが知られています。当院では上肢下肢の血圧測定ABIや血管エコーを用いて、受診当日に診断できるようなシステムを構築しています。またカテーテル治療に関しても、当院は我が国でも代表的な施設として全国に知られています。
実施医療機関
医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院
〒596-0042
岸和田市加守町4-27-1 
検査項目
設定日
設定除外日
所要日数 / 時間
開始/終了時間
受診条件・受診不可項目
1. 診療情報:
- 診断名
- 症状の詳細
- 発症日・経過
- 他院での治療歴、紹介状の有無

2. 治療歴の有無:
- 過去の治療内容(外科手術、投薬、リハビリなど)
- 治療の効果や副作用の有無
- 使用中の薬剤やアレルギーの有無

3. 年齢:
- 患者の年齢制限(例:小児科、高齢者専門の治療可否)
4. 治療期間・日数・時間:
- 予定される入院日数
- 治療や検査にかかる時間
- 通院頻度、緊急対応の可否
上記情報を基に、受入可否を診断し適切な治療プランを立案します。
注意事項・禁忌事項
【注意・禁忌事項】
1.手術・治療の適応外となるケース:
- 重篤な併存疾患(心不全、未治療の感染症、進行した腎不全など)がある場合、手術やカテーテル治療がリスクを伴うため、慎重に検討する必要があります。
- 末期の動脈硬化や血管の閉塞が広範囲に及ぶ場合、カテーテル治療が難しいことがあります。
- 糖尿病による壊疽が進行している場合、早急な対応が求められるが、治療が難しいケースもあります。

2. 薬物療法に関する注意:
- 抗凝固薬や抗血小板薬を服用している場合、治療前に中止する必要があるため、服薬の指示に従うことが重要です。
- アレルギーや薬剤への反応がある場合、使用する薬剤に注意が必要です。

3. 治療後の合併症リスク:
- 血栓形成、出血、感染症などのリスクがあるため、術後のケアと定期的なフォローアップが必要です。
- 再狭窄のリスクもあるため、治療後の生活習慣改善や定期的な経過観察が不可欠です。

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【事前に伝えておくべき諸注意】
1. 術前準備:
- 手術やカテーテル治療前に行う検査(血液検査、血管エコー、ABI測定など)は、正確な診断と治療計画に必要不可欠であるため、全て受ける必要があります。
- 抗凝固薬や抗血小板薬の中止期間や、その代替療法の指示に従うことが重要です。

2. 術後の合併症やケア:
- 傷の感染、血栓、出血のリスクがあるため、術後は医師の指示に従い、異常があれば速やかに報告すること。
- 再狭窄や再発のリスクがあるため、定期的なフォローアップや経過観察が必要。

3. 生活習慣の改善:
- 治療後は、禁煙、運動、食事管理などの生活習慣の改善が重要であり、動脈硬化の進行を防ぐための継続的な努力が必要。

4. 入院および術後のスケジュール:
- 入院期間や術後の経過観察期間は患者の状態によって異なるため、事前に予定を確認しておく必要があります。
- 退院後は、運動や日常生活の制限に関する指示を守ることが重要です。

5. 緊急時の対応:
- 退院後、足の痛み、発熱、足先の黒ずみなどの異常が見られた場合は、すぐに医療機関に連絡。
- 緊急時の対応が可能な医療機関や連絡先を事前に確認。

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