Advanced medical 高度医療紹介
Advanced medical 01
痛くない 切らない
重粒子線治療
重粒子線治療とは
メスによる痛みがなく、
体の負担が少ない重粒子線治療
体外からの部位照射で治療する重粒子線治療は、「切らない」治療とも言われ、メスによる痛みや身体の負担が少ないのが特徴です。
従来の放射線治療とも比べて副作用が少なく、がん病巣の形や位置(深さ)に狙いを絞って照射する放射線治療なので、その他の臓器に影響が少なく、早期の社会復帰が見込まれます。
重粒子線治療は、炭素イオンを最大で光速の約70%まで加速し、がん病巣に狙いを絞って照射する放射線治療法です。
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低侵襲性
メスによる痛みがなく、
高齢の方にも優しい治療。 -
難治性がん対応
がん病巣のみに狙い撃ちでき、
副作用を低減し、
難治性がんへの効果が期待できる。 -
短期治療
X線と比べて
生物学的効果(がんを殺す効果)が
2~3倍高く、治療日数が少ないため、
日常生活を続けながら治療が可能。
お問い合わせはこちら
重粒子線で治療できるがん
重粒子線がん治療は、限局性の固形のがん治療に適しています。また、がんの近くにある正常な重要臓器への照射を避けることのできる治療法です。
※白血病のような血液のがん、広範な転移のあるがん、胃がんや大腸がん等不規則に動く臓器のがんは、治療の対象となりません。
重粒子線治療の特長
がん病巣を集中的に照射
従来から放射線治療に用いられるエックス線の場合、体の表面近くでエネルギーが最大となり、エネルギーを与えながら体を通り抜けます。一方、重粒子線は、体のある一定の深さでエネルギーのピーク(ブラッグピーク)を迎え、その前後では弱く抑えられるという特性があります。このピークになる深さをがん病巣の位置に合わせることで、がんだけを集中的に狙いうちすることができ、体の深いところにあるがんにも治療効果が期待できます。
重粒子線は近くの重要な器官への
影響を抑えてがんを治します。
重粒子線とX線の線量分布比較
重粒子線の場合
重粒子線は病巣で止まる
病巣で最大エネルギーを放出し止まるので、病巣前後の正常組織への影響が少ない。
※照射イメージ
X線の場合
X線は病巣を突き抜ける
入射面の近くで線量が高く、しかも突き抜けるので、病巣前後の正常組織にもダメージを与える。
※照射イメージ
重粒子線について
使われる放射線には、エックス線などの光子線と、重粒子線、陽子線などの粒子線があります。当施設では陽子線より質量が高い重粒子線(炭素イオン)を使います。
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がん治療に使われる放射線
放射線の中で電子より重いものを粒子線、ヘリウムイオン線より重いものを重粒子線と呼びます。重粒子線治療とは、この重粒子線を活用した放射線治療で、特に炭素イオンが活用されており、光の速度の約70%まで加速させて照射し、体の深部のがんを攻撃します。
従来のX線を使った放射線治療では、体内の奥に入っていくほど影響力(ダメージの強さ)が下がっていましたが、重粒子線治療は、その影響力(ダメージの大きさ)のピークを体内に設定できるため、がん病巣に狙いを定めて効果的に照射できます。
重粒子線・陽子線・X線の特性評価 | 重粒子線 | 陽子線 | エックス線 |
---|---|---|---|
線量の集中性 | ◯ | ◯ | × |
がん細胞を殺す効果 (エックス線を1として) |
3倍 | 1.1倍 | 1 |
低酸素がんへの効果 | ◯ | × | × |
放射線が効きにくいがんに対する効果 | ◯ | × | × |
照射回数が少ない | ◯ | △ | × |
※出典元「ここまできた重粒子線がん治療」(辻井博彦、鎌田正著)産学社より改変
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日本での治療を行う意思がある方へ
日本での治療可否の相談や
治療までのスケジュール
重粒子線治療の
受け入れの流れ
日本での治療を行う意思のある方は、
下記の流れに従って手続きを行ってください。
Step01
指定書類の記入・提出
指定の問合せシートに記載いただき、CTやMRI等各種検査データ「DICOM FORMA」を提出いただきます(※DICOM FORMAT以外が必要な場合もございます)
Step02
お支払い
日本でのセカンドオピニオンの受診費用をお支払いいただきます。問合せシートと検査データが揃い次第、日本の医療機関に適用可否の依頼を行います。
注意事項
※問合せシートと各種検査データが揃ってから適用可否判断まで、7日間程度かかります。
検査データを日本に送るまでの期間にご留意ください。(検査データの精度によっては、日本での来日による検査を指示される場合もあります。)
Step03
遠隔医療相談
(遠隔セカンドオピニオン)のご提案
Step 02で治療適用の可能性がある場合、遠隔医療相談(遠隔セカンドオピニオン)をご提案させていただきます。遠隔医療相談(遠隔セカンドオピニオン)を行い、改めて治療適用の可能性があり、なおかつ患者様が治療を希望される場合は、治療のための訪日お手続きをご案内させていただきます。
Step04
治療のための訪日お手続き
治療可能の場合、医療渡航支援企業が、へ訪問して治療を受診するための手続きを行いますので、下記ボタンへお進みください。
注意事項
※治療スケジュールを提示してから治療まで通常約3週間~1ヶ月かかる場合が多いです。
※手続対応費用、治療費用、渡航費用など、費用の全額は出国前にお支払いいただきます。
※治療が終了し、帰国後は母国での経過観察をお願いいたします。